「しつけ」ではなく「授け」だった―子育てで伝えたい生きる力の話【50代男の家事ブログ】

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家事をしながら子育てをする中で、ずっと考えていたことがあります。

それは、

自分は、子どもに何を伝えられるのか、ということです。

知識やお金も大切ですが、

それ以上に、

「自分で生きていける力」を身につけてもらいたい

そんな風に考えるようになっていました。

発達に特性のある我が子たちとの関わりの中で、いつの間にかたどり着いたのが、

「しつけ」ではなく
「授け(さずけ)」という考え方でした。

この記事では、

・子どもとの関わり方に悩んでいる方
・何をどう伝えればいいか迷っている方

に向けて、

私の実体験をもとに「授ける子育て」という考え方をお伝えします。

このブログは、家族の家事をやるようになって20年、
人生が大きく変わり、楽しく続けている50代の私(ototen)が、
家事にあまり関わってこなかった男性や、
「少しやってみようかな」
「やってみたいけど、何からやったらいいかわからない」
と思っている方に向けて書いています。
家事の他、子どもとの関わりや生活術なども書いています。

「しつけ」ではなく「授ける」という考え方

子ども二人もずいぶん大きくなり落ち着きましたが、我が家は長男、次男にそれぞれ自閉傾向や多動傾向など、幼少期に発達の特徴や課題がありました。

それぞれ苦手なことやこだわりが多く、スムーズにいかない子育てに、私も妻も苛立ちや焦りの毎日だったことを思い出します。

そのためか、子どもたちの将来に対しても大きな不安や心配がありました。

子育てを始めた頃の私は、

・ちゃんとさせないといけない
・みんなと同じようにさせないといけない
・教えないといけない

そんな「しつけ」の感覚が強かったと思います。

ですが、障害福祉の仕事に転職し、福祉資格の研修や日々の仕事を通して、考えが変わっていきました。

我が家の子育てで必要なのは、

無理に何かを「やらせる」のではなく、
これからの人生で役に立つ力を、一つでも多く、
少しずつ「渡していくこと」なのではないか。

この感覚に一番しっくりきたのが、

「授ける」

という言葉でした。

小さな関わりが将来を変える

だからと言って、子どもとの関わりで何か特別なことをしたわけではありません。

日々の中での、

・声の掛け方
・ちょっとした会話
・一緒に過ごす時間

こういった小さな関わりの積み重ねの中で、

「今、何か一つ授けられたかなぁ」

と、考えるようにしただけです。

それだけですが、子どもたちの特性に合わせながら、そう考えるようになり、少しずつ焦りや苛立ちが減っていきました。

大きく変えたわけではなく、少し「角度を変えた」「見方を変えた」

そんなイメージです。

特別なスキルや知識がなくても、日々の関わりの中でできることばかりでした。
だからこそ、誰でも少しずつ取り入れられる考え方だと思います。

家事は「授けるための手段」だった

そんな、日々の関わりの中で、

とても分かりやすかったのが「家事」でした。

家事は、

・生活そのもの
・毎日ある
・すぐに結果が見える
・感謝される

だからこそ、子どもたちに何かを「授ける」ちょうど良い機会だと感じました。

例えば、

・一緒にやる
・役割を持ってもらう
・できたら褒める
・やってくれたことに感謝する

こういった関わりの中で、自然と生きるのに必要な力が身についていったように思います。

具体的には、我が家では、

・洗濯物を干す、取り入れる、自分の分をたたむ
・食事の配膳、片付け
・自分の机の整理、整頓
・ゴミの分別、ゴミ出し

少しずつ、2人の成長に合わせて「授けて」いきました。

その後、長男は中学生になって以降、朝に自分のお弁当の用意をするようになりました。

おとてん
おとてん

早起きしなくていいので助かる!

妻

ほんまにw

家事はあくまで一つの手段ですが、日常の中で無理なく続けられる「学びの場」になっていると感じています。

役割が「自信」と「責任」をつくる

次男も、そんな長男の姿を見てやる気になってきたみたいです。

お菓子作りが好きになったみたいで、簡単なクッキーやチョコレートケーキをたまに作ってくれるようになりました。

私たちが「なかなか美味いやん」「また作ってや~」と喜ぶのが嬉しいようです。

お弁当やお菓子作りに限らず、子どもたちにとって、

「喜ばれる」「自分の役割がある」という感覚はとても大きいと思います。

・自分がやる意味がある
・やらないと困る人がいる
・感謝される

この経験が、

自信や責任感につながっているようです。

やらされるのではなく、

「任される」

この違いが大きいと感じています。

大人になるまでに、そんな感情も一つでも多く授けたいと考えています。

子どもに残せるもの

将来、親がそばにいなくなった時、「親亡きあと」に、

・自分で生活できる
・自分で考えて動ける
・困ったときに助けてもらえる行動ができる
・感謝される行動ができる

完璧でなくても、この力があれば、

どんな環境でも何とかやっていけると思います。

それは、

特別な能力ではなく、

日々の中で少しずつ身についていくものです。

だからこそ、

今できる形で
子どもとの関わりの中で
少しずつ「授けていく」ことが大切だと感じています。

まとめ

子育ては、

何かを教え込むことではなく、

これからの人生で使える力を
少しずつ「授けていくこと」ではないでしょうか。

難しく考えなくて大丈夫です。

・一緒にやる
・少し任せる
・できたことを認める

この繰り返しの中で、

自然に伝わっていくものがあると思います。

特別なことではなく、日々の関わりの中でできることばかりです。

まずは一つ、

子どもと関わる時間を少しだけ増やしてみる。

そこから少しずつ「授けられていく」ものがあると思います。

家事を通して自分を育てる考え方についてはコチラ(51記事目)

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