なんとか家事を続けてきて、
最近気づいたことがあります。
それは、
家事は「自分を育てる時間」でもあった、ということです。
最初から上手くできた家事は、
ほとんどありませんでした。
ですが、
「ちょっと難しいこと」
「少し頑張ればできそうなこと」
「教えてもらえばできそうなこと」
に挑戦していく中で、少しずつできることが増えていきました。
この記事では、私が家事を通して感じた
「育自(自分を育てる)」という考え方についてお伝えします。
このブログは、家族の家事をやるようになって20年、
人生が大きく変わり、楽しく続けている50代の私(ototen)が、
家事にあまり関わってこなかった男性や、
「少しやってみようかな」
「やってみたいけど、何からやったらいいかわからない」
と思っている方に向けて書いています。
家事は「できないこと」ばかりだった
学生時代の一人暮らしからスタートした私の家事は
「できないこと」
「わからないこと」
「初めてのこと」
ばかりでした。
実家ではすべて母にやってもらっており、
何も教えてもらっていませんでした。
一人暮らしをする前に、基本的な家事くらいは教えてもらうべきだったと思いますが、念願の一人暮らしができる嬉しさで
そこまで気が回らなかったのかもしれません(^^;)
そんなスタートだったので
一人暮らしの家事は、最低限でした。
食事は、ほとんど外食。
洗濯は、アパートに備え付けの共同洗濯機で何日かに一度まとめて。
狭いワンルームなので、掃除や片付けも
ほとんどしていませんでした。
「できない(と思っている)こと」
「難しい(と思っている)こと」
は基本的にしない。
教えてくれる人もいなくて、
教わる気もなかった
そんな一人暮らしでしたが、
自分だけなので家事で困ることは
なかったと記憶しています。
今、振り返ると
困らなかったのは、
出来ることしかしていなかったから。
家事に関しては、ほとんど成長の機会がなかった、というよりも成長しようとしていなかったと思います。
家事で困るようになり、教えてもらうことと成長の必要性を感じたのは、
結婚して家庭を持ってからでした。
家庭を持ってからの家事もやはり、
「できないこと」
「わからないこと」
「初めてのこと」
ばかりでした。
ですが、妻に教えてもらいながら少しずつ取り組むことで、確かに家事初心者の自分を成長させてくれました。
「ちょっと無理」が一番成長する
家庭の家事をやってみて感じたのは、
簡単すぎることでは、あまり変わらない
難しすぎることは、一人暮らしの時と同じで、やっぱりやらない
ということでした。
一番ちょうどよく成長ややりがいを実感
できたのが、
「ちょっと無理かも」と思う事でした。
例えば、
最初の頃は、
卵焼きもゆで卵も「ちょっと無理かも」
「ちょっと難しいかも」でした。
焼き方や茹でる時間がよく分かりませんでした。
20年以上経った今でもあります。
ブロッコリーを茹でることです。
切り方や茹で時間、塩加減がよく分からず
妻にやってもらっていました。
教えてもらいながらやってみて
できるようになったのはつい最近です。

適当やけどねw

そうですか(^^;)
ブロッコリー茹でるだけで
ちょっと映えるサラダができます。
またちょっと成長です!
一人では分からないけど、聞けばできる
このくらいの難易度が、やっぱり一番ちょうど良かったと感じています。

次は魚の三枚おろしかな!
キリッ

それは私もやったことないわw
実は心理学でも同じ考え方だった
あとから知ったのですが、
心理学では「発達の最近接領域(ZPD)」という考え方があるそうです。
介護の研修や社会福祉士資格の勉強中に知りました。
これは、
・一人ではできない
・でも、人の助けがあればできる
その間の領域が、一番成長する
という考え方です。

保育や療育など、教育分野でも取り入れられているそうです。
この考え方で取り組むことによって
・一人でできることが増える
・できないことが減っていく
まさに、家事で感じていたことと同じでした。
この理論を知ってから、子どもたちと接す時にも意識するようになりました。
また、その時の話も記事にしたいと思います。
「発達の最近接領域(ZPD)」については、
心理学者ヴィゴツキーの理論として知られており、著書『Mind in Society』(1978年)などで紹介されています。
参考文献:
Simply Psychology
「Zone of Proximal Development」
https://www.simplypsychology.org/zone-of-proximal-development.html
「妻に聞く」は最短ルートだった
家庭の家事を始めた時に決めたのが、
「妻に聞く」
ということでした。
自己流でやったり、
難しいから避けるよりも、
・やり方が分かる
・失敗が減る
・続けやすい
結果的に、一番早くできることが増えました。
身近にいる「すでにできている人」に聞くことが、
結局、一番の近道でした。
最初に「妻に聞く」と決めて家事を始めた時の話はコチラ(31記事目)
失敗は「経験値」になる
やってみると、思ったより上手くいかないこともあります。
ですが、
「やってみたけど上手くいかなかった」「失敗した」は、
「やったことがない」よりも価値がある
「失敗も経験値になったわ」
と思えるようになっていました。

昨日○○作ったけど
あんまりやったわ泣
ってよくネタにしてます

w
家事を「経験値」として考えるようになった話はコチラ(46記事目)
家事は「自分の器」を広げる育自
聞きながら、失敗しながら
家事を続ける中で、
・できることが増える
・余裕ができる
・考え方に幅ができる
そんな変化を感じるようになりました。
家事は、必要な作業というだけではなく、
自分の器を少しずつ広げていく時間
まさに、自分を育てる時間
「育自」でした。
まとめ
家事は、
「ちょっと難しいこと」
「自分一人ではできないこと」
に少しずつ挑戦していく絶好のチャンスでした。
家事に取り組む毎日には、
確かに自分自身が少しずつ変わっていく感覚がありました。
これが、
「自分を育てる(育自)」なのかもしれません。
難しく考えなくて大丈夫です。
まずは一つ、
「ちょっと無理かも」と思う家事に取り組んでみる。
聞きながらやってみる
そこから、少しずつか確実に変わっていくと思います。
家事初心者が最初に何から始めればいいかは
コチラ(32記事目)
完璧にやろうとして動けなかった時の話は
コチラ(43記事目)

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